おむつの値段を計算してみた

わが子のおむつは、ひとまず大王製紙の「GOO.Nプラス(Sサイズ)」を使うことに落ち着いたのですが、問題はどのお店で買うか、ということです。毎日何枚も使うものなので、なるべく安くおさえたいところです。ネットを探したり色々回ってみた結果、ベビー用品店が一番安く買えるということが分かりました。

そうすると、買うお店は2つに絞られます。

安いのはどっち?「アカチャンホンポ」VS「西松屋」

アカチャンホンポも西松屋もどちらも西宮市内でアクセスしやすい位置にあるので、立地的にはどちらも一長一短、五分五分です。ここはやはり価格勝負です。「単位量あたりの大きさ」を使って調査していきます。

まずはアカチャンホンポから調査開始

1パック72枚入りで税込み1540円。1枚あたりの価格を計算してみます。

 1540÷72=21.388888…..

よって、1枚あたり約21.39円です。これは他のドラッグストアなどで買うのとだいたい同じくらいです。

アカホンの真骨頂は「ケース買い」にあります。72枚入りが2パック、計144枚入った段ボールケースが2541円。

 2541÷144=17.645833…..

よって、1枚あたり約17.65円です。これは安い!

続いて「西松屋」

そもそも、西松屋に売っているのは「大容量パック」で86枚入っているんですね。それでいて税込み1593円とアカホン72枚入りとほぼ変わらない価格。「広告の品」と書いてますが、ここ数か月価格に変動ないことは確認済み。これは期待できます。

 1593÷86=18.523255…..

よって、1枚あたり約18.52円です。

まとめと考察:安いのはアカホンのケース買いだが…

以上より、1枚あたりの値段で比べると、アカチャンホンポのケース買いが最も安く、西松屋との差が1枚あたり約0.9円であることが分かりました。では、アカチャンホンポに即決するかというと…悩みますね。アカホンケースのデメリットとしては、

 ① 一度に144枚買い続けると、サイズアウトした時に余るリスクが大きい

 ② なるべく段ボールゴミは減らしたい(西宮市の資源Aは月に一度だけなので)

 ③ おむつを段ボールケースで買って電車に乗るのは大変

一方、アカチャンホンポをケース買いした時に得られるメリットは、仮に年間3000枚おむつを使用したとすると、

 0.9(円/枚)×3000(枚/年)=2700円(円/年)

1年あたり、2700円浮くということ。これらのメリット・デメリットを天秤にかけた結果、我が家では基本(セール等ない限り)、おむつは「西松屋」で購入することに決めました。2700円で1年間、①②③のリスク・労力を回避したことになります。このような考え方は「単位量あたりの大きさ」で目に見える形にしたからこそできるのです。

※ 価格は2024年2月初旬時点、調査した店舗のものです。

【家庭教師の小コラム】「単位量あたりの大きさ」は超役に立つ

学びのタネ【小学校・算数】

「単位量あたりの大きさ」は算数の中でも大事なところです。今後の算数・数学に使うのはもちろんですが…生活や仕事でもっとも役に立つ計算かもしれません。「特売のお肉の値段、100グラム198円だって!」「ガソリンの値段1L172円!?高い!!」「アルバイトの時給が10円上がった!」など日常会話に潜む「単位量当たりの大きさ」は、挙げればキリがありません。習うのは小学5年生。もし「単位量あたりの大きさ」を苦手にしている人がいたら、すぐに復習することをお勧めします。

この「単位量あたりの大きさ」の単位は、「g/㎤」や「円/枚」のように、2種類の単位を使って「〇/◇」のようにあらわすことができます。

たとえば、「おむつ1枚あたりの18.5円」なら、「18.5円/枚」のようにあらわします。

これを応用してみましょう。1日に使うおむつの枚数が平均8枚なら、「8枚/日」とあらわすことができます。ここから、1日のおむつ費用が以下のように計算できます。

 18.5(円/枚)×8(枚/日)=148(円/日)

このとき、単位の中に表れていた「枚」が約分と同じ考え方で消されていることに注意しましょう。

 \frac{円}{枚} × \frac{枚}{日}\frac{円}{日}

そう、単位は約分できるのです。これは「速さ」でも使えます。例えば、

 速さ[分速](m/分)×時間(分)=距離(m)

単位だけに注目すると、

 \frac{m}{分} × 分 = m

となり、単位の「分」が約分されて「m」だけが残り、結果として距離が計算されていることが分かります。このことを十分に理解していれば、苦手な人の多い「速さ」や「人口密度」などの問題もスッキリと理解できることが多いです。