西宮市の「産後ケア事業」を利用させてもらいました。
出産後の母親の心身のケアと育児のサポートをしてくれるサービスです。産後にＩＣＵに入るなど大変なお産だったので、妻の身体のこと、育児のこと、いろいろと心配事があるので、このサービスを利用させてもらうことにしました。２回受けてみての感想を書こうと思います。
今回、私たちが利用したのは訪問型サービスでしたが、宿泊型・通所型サービスもあるようです。
もくじ
西宮市在住の１歳未満の赤ちゃんと養育者が対象（有料）
対象者は西宮市に住民票がある、①生後１年未満の赤ちゃんとその養育者で、②産後の体調不良や育児不安がある方です。育児に不安が全くない方はいないでしょうから、①に当てはまる人はほぼ全員対象と考えていいのではないでしょうか。
訪問型は１回２時間程度で２０００円（市民税非課税世帯・生活保護世帯は無料）です。サービスを受けた後の感覚としては、民間で同じサービスを受けたら６０００円～１００００円はかかりそうな感じでした。プロのアドバイスを２時間つきっきりで受けられるという経験は貴重です。
子育てに関することなら何でも聞ける
来てくれたのは、経験豊富な女性助産師さん。受けられるサービス内容としては、赤ちゃんの体重・身長の測定、発育や発達のチェック、ミルクの量の相談、発達に役立つ遊びやトレーニング、母親の健康管理とアドバイス、沐浴のやり方やスキンケアなどなど…
うちは母体の健康を優先して完全ミルク育児なので、乳房ケアはしませんしたが、哺乳瓶での上手な飲ませ方を教えてくれ、私も勉強になりました。また、よく分かってなかった抱っこ紐の正しい使い方もお願いして教えてもらいました。
手書きメモを残してくれる
こんな感じで手書きのメモを残してくれます。こういう時、聞き逃さないように「メモを取らなきゃ！」となる人もいると思いますが、話を聞くのに集中できます。細かい数字もあとから確認できていいですね。
母子手帳カバーにすっきり収まるサイズです。
メモを見て思い出したのですが、オムツかぶれが少しあったので相談したところ「ウンチでオムツを交換するとき、ウェットティッシュで拭いて、ぬれたままオムツをしてない？」とご指摘いただきました。それから普通のティッシュで仕上げ拭きをするようにしたら、おむつかぶれはほとんどなくなりました。
妻も「色々聞けたし良かった」と言っていました。私にとってもの妻にとっても、困ったときに何でも聞ける人がいるというのは安心材料になります。４回まで利用できるらしいので、期間をあけてまた利用したいと思います。
（この記事の内容は２０２４年１月時点のものです。）
