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【須磨学園中学過去問解説】2021年度 理科 第1回 大問4

須磨学園中過去問 2021年度 理科 第1回 大問4

問題文をそのまま掲載すると著作権上問題となるため、学校サイトの過去問PDFを見てください。そしてまず自分で解いてみてから以下の解説を読んでください。

地層と断層に関する問題です。ほとんどは基本的な設問ですが、問3の「露頭」はなかなか出てこない用語ですね。これは別に答えられなくてもいいでしょう。

問1 難易度:★★☆☆☆

ふつうにニュースなどを見ていれば何度も報道されていましたね。2020年1月17日、国際地質科学連合により、 77.4万年前から12.9万年前までの地質年代が 「チバニアン」(Chibanian、千葉時代)と命名されました。

問2 難易度:★☆☆☆☆

(a)シアノバクテリアは光合成を行うことによって、地球の酸素を増やしました。

(b) 大気中の酸素が空の高い場所で紫外線と反応し、オゾン層をつくりました。オゾン層は有害な紫外線を吸収します。

(c)オゾン層が紫外線を吸収してくれるようになったおかげで、生物の陸上進出が可能になりました。

問3 難易度:★★★★☆

地層があらわになった場所を「露頭(ろとう)」といいます。ただ、この用語が中学受験で出題される頻度は低く、知らない受験生の方が多いと思います。

西宮市仁川にある露頭を撮影してきました。地層がきれいに分かれ、重なっている様子が観察できますね。ここも昔は海だったらしいです。

露頭(西宮市仁川)

問4 難易度:★★☆☆☆

起こったと考えられる出来事をわかる範囲で順番に並べると、

D層が堆積
→②火山の噴火による火山灰(斜線部の層)が蓄積
→⑤C層が堆積
→断層がずれ、①地震が発生
→④河口となり、B層(れき)が堆積
→③海底となり、A層(泥)が堆積

問5 難易度:★★☆☆☆

サンヨウチュウの化石のように地層ができた時代を決定するのに役立つ化石を「示準化石」といいます。

これとよく似た言葉として「示相化石」があります。サンゴや貝殻、植物の痕跡など、その当時の環境を決定するのに役立つ化石のことです。

問6 難易度:★★☆☆☆

まず、断層ができるためには、逆方向の力がかかる必要があります。よって、②、③、⑤、⑥のうちのどれかということになります。

下図は断層の原因となる力のかかり方とズレ方による分類です。

断層の種類
断層の種類 文部科学省HP『地震の発生メカニズムを探る』より作成

これを参考にすると、選択肢の②は逆断層、③は右横ずれ断層、⑤は正断層、⑥は左横ずれ断層ができるときの力のかかり方だと分かります。

問題の断層のズレ方は逆断層なので、力のかかり方は②だと分かります。

問7 難易度:★★☆☆☆

筋肉や皮膚などの柔らかい部分は生物が死ぬとすぐに分解されて失われます。骨や貝殻は生物が死んだ後も長く残るので、化石に残りやすいのです。(実際には骨や貝殻の主成分である炭酸カルシウムは、長い時間の間に他の物質に置き換わることが多いです)

【解答】生物の体のうち柔らかい部分は死後すぐに分解されて残らないから。

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