家庭教師を検討している方の中には、塾と迷っている、もしくは塾に通わせているけど成績が伸びず、合っているのかわからないという方もいらっしゃると思います。
集団塾には「伸びる子」と「伸びない子」がいます。せっかく頑張って勉強をするのですから、お子さんの特性に合わせて大きな成果を上げたいですよね。ここでは、塾よりも家庭教師があっている生徒さんの特徴を上げていきますね。
もくじ
マイペースな子
マイペースな子には、そのペースに合わせて指導ができる家庭教師がオススメです。また、マイペースな子は「ほかの子たちに対して競争心があまりない」傾向にあります。集団塾に通うメリットの一つは、ほかの子たちと同じ目線で分からないところを教えあったり、ゲーム感覚で点数を競ったりなど同年代のほかの子たちとの相乗効果にあります。逆に、そういったことにあまり関心がない子は塾に通う効果は薄いと言えます。
また、逆に比べられる事に苦手意識があるようなお子さんだと、塾の場合、教室内に成績が貼り出されることもあるので、それによってむしろやる気が落ちてしまうことなんかもあります。

まわりを気にしないマイペースなお子さんや、反対に周りを気にしすぎてしまうお子さんには塾が不向きという傾向もあります。
比べられることが苦手な子
家庭教師では、マンツーマン指導で、その子のいいところをほめて伸ばしていくことができます。
集団塾ではどうしでも模試の結果やクラス分けなどで、他の子と成績を比較されることがたびたび起こります。それが、モチベーションUPにつながるケースもありますが、比べられることで劣等感をもったり、自己肯定感を下げてしまったりと、やる気をなくしてしまうこともあります。

そんな子のモチベーションを持ち直し、志望校合格まで導いた経験は何度もあります。
得意・苦手がはっきりしている子
集団塾での授業は、その集団の平均に合わせて行われます。得意なことと苦手なことがはっきりしている子は、得意な分野では授業が物足りなく感じ、授業の内容は難しくて理解できずに終わる、ということが起こってしまいます。
家庭教師では、苦手なところはていねいに、得意なところはより深く指導することができます。このような傾向のある子には、家庭教師が向いているといえるでしょう。
ほかの子の目が気になって質問できない子
塾の集団授業では、ひとりひとりに合わせた進行はできないため、どうしても質問したいことが出てきます。しかし、人見知りだったり、「そんなこともわからないの?」と思われたくない意識がはたらいて、なかなか質問できない子が多いのが現状です。
家庭教師では、そもそも理解しているかどうかを確認しながら授業を進行しますし、疑問があったときでも、その場でほかの子の目を気にせず質問することができます。
プライドの高い子
プライドの高い子も同様に、集団塾ではなかなか質問ができない傾向があります。プライドが邪魔をして理解できていないことをなかなか認めることができず、ずるずると引きずってしまい、テストでびっくりするような低い点をとってしまうことはよくあります。
家庭教師の場合は「何か質問はある?」と聞くだけでなく、対話を通して理解度チェックをすることができるので、その子の正確に合わせた指導を作り上げていくことができます。
他の習い事に忙しい子
勉強以外の習い事をたくさんしている子では、塾のある日を「休息日」のようにとらえていて、授業がほとんど身についていないことがあります。
集団塾は曜日の変更を自由にすることはできません。家庭教師の場合は生徒さんの様子を見つつ、生徒さんの優先順位を考慮して効果的な日程の組み方について相談に乗ることも可能です。

スポーツ系の習い事ではさすがに寝たりボーっとすることはできませんが、塾だとそれができてしまいます。
中には、家庭教師でも寝るお子さんはいますが…まずはお子さんのキャパシティを見て、余裕をもってスケジュールを組んであげるべきでしょう。
習い事の詰め込みすぎは意味がありません。
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