こんにちは。西宮市の個人契約家庭教師ダイアログです。
家庭教師は昔からある職業ですが、実際に家庭教師の指導を受けたことがある人はそんなにいないと思います。
「家庭教師の指導がどんなものか」「どんな流れで進んでいくのか」というのは、具体的になかなか想像しにくい部分もあるかもしれません。

家庭教師って実際どんな感じなの?本当に成績あがるのかしら??
とお思いの方も多いでしょう。ここでは家庭教師の指導の実際の流れと、成績が上がる仕組みについて説明します。
もくじ
教師と生徒の関係づくり

今日から家庭教師をお願いすることにしました。うちの子もちょっと緊張していますね。
まずは緊張をほぐし、生徒さんに信頼してもらうこと。
学校のこと、友達のこと、ペットのことなど雑談を交えながら、 しっかりと対話して生徒さんとの関係づくりをするところから始まります。 その理由は…
・宿題をするなどの約束を守ってもらう
・はなしを聞く「真剣度」がUP
・他人より、信頼のある人から教わった方が記憶にのこる
つまり、しっかりとした関係づくりが、指導の充実につながります。
しっかりとした信頼関係をつくるため、指導に入る前の雑談や、一緒に課題に挑戦する過程をたいせつにしていきます。
コロナ禍をきっかけに、最近は動画授業やリモート授業が人気ですね。便利で面白いやり方かもしれませんが、関係性のない、画面の向こう側から投げかけられた言葉は、すぐに抜けていってしまいます。だからこそ、私は対面授業にこだわっています。

慣れてきて、家庭教師の日を楽しみにするようになってきました。
「成績をのばし志望校に合格する力をつけていく」のは一大プロジェクト。家庭教師と生徒さん、保護者さんとの共同作業です。仲良くなるだけではなくて、信頼感にもとづいた協力関係をつくる必要があります。
具体的には、達成度と目標から逆算してカリキュラムを作成し、一つ一つ授業と課題(問題集など)を設定します。
指導中に知識を伝える時間は、できるだけ少なく最低限にします。
課題演習に入ったら生徒さん本人の理解力や達成度に応じてヒントを出しながら難易度を調整し、分からなければ「何が分からないのか」自分で説明するよう促します。とにかく自分の力で解いたという実感を持ってもらいます。
この時、すかさず褒めること。この「ほめ」のタイミングが一番大事です。
どちらかというと、二人が同じ目的に向かって課題にどんどん挑戦していく感じですね。

何というか、少しずつ自分から学ぼうという姿勢が出てきたように感じます。
良い家庭教師像として「何でも質問できる話しやすい先生」がよく言われますが、それほど高いハードルではありません。生徒さんの性格にもよりますが、指導開始後1,2回で生徒さんとの間の壁はなくなり、たいていのことはためらいなく聞いてくれるようになります。
自宅学習や課題への中心によって生徒さんの自主性が伸びてきたころを見計らい、「次の指導までに質問をつくってくる」ように指導します。家庭教師の指導は生徒さんの質問を軸に進めるのがベストです。
現役で難関校に合格するような「優秀な学生」は、たいてい学習の姿勢に謙虚さがあります。普通は目を背けがちな「分からないところ」「苦手なところ」を積極的に認識しています。それらをピックアップし、つぶしていくというサイクルを常におこなっているのです。
生徒さんが、スムーズにこのサイクルに入れるように誘導していくのが私の仕事だと思っています。

そういえば、家庭教師をお願いしてから私から「勉強しなさい」ということが少なくなり、口論がなくなりました。
なかなか成績の上がらない生徒さんに共通するのが、「自分はできない」と思っている自己否定感です。
この自己否定感は、ほとんどの場合、保護者さんや先生に怒られたり、干渉されすぎていたり、努力の仕方が間違っていることに原因があります。 こうした生徒さんは成功体験が少ないうえ、自分のやり方が間違っていないか、他者の視線を気にしながら勉強しています。

毎回の課題を乗り越えてもらい、家庭教師と保護者さん両方で褒めてあげる。成功体験を積み重ねることで、「自己肯定」で「自己否定」を塗り替えていきます。
積み上げた成功体験は、そのまま自信となります。できないことを乗り越えたことで自信がつき、次のことにチャレンジする勇気が湧いてきます。 成功体験を積み重ねると、余裕が出てきます。
全体を見渡す余裕ができると、情報を俯瞰的に整理することで解き方をおもいつくことができ、実力につながっていきます。
ちなみに、家庭教師を始めてから口論がなくなって親子関係が改善し、結果的に学習環境もより良くなったというのは、「家庭教師あるある」で本当によくあります。
参考:自分を変える最短ルート「アガルート学習コーチング」|株式会社アガルート

うちの子は家庭教師の良いサイクルに入れたようでよかったです。
このように「関係性を利用して勉強に向かうようしかけをつくる」ことに家庭教師の一番の意味があります。授業で知識を伝えることがメインの塾や学校とはアプローチが少し異なります。だからこそ、 塾からの切替えや併用で効果が上がるのです。
この記事が家庭教師を受けるイメージに少しでもつながれば幸いです。
生徒さん・保護者様の声

絶対無理だと思っていた第一志望の中高一貫校に合格できました。家庭教師と塾を両立していました。塾の先生も両親もあきらめている中、家庭教師の先生は常に「合格するチャンスはある」と応援し続けてくれました。苦手な算数を毎回テストして見直してくれたのが良かったと思います。

もともと大手の会社で家庭教師を頼んでいましたが、料金が高いわりに結果が出ず、こちらの先生に頼んでよかったと思います。関西学院対策のために資料やプリントをつくって頂きました。 先生に来てもらってから、明らかに自分から机に向かう機会も増えたと思います。

国立大学の医学部医学科に現役合格しました。塾や予備校には通っていません。数学、生物、化学と幅広く見てもらっていました。家庭教師はひとつずつ丁寧に確認しながら教えてくれるので、塾のように周りのスピードに合わせる必要もなく分かったつもりにならずに進めることができたと思います。
家庭教師ダイアログでは、西宮市を中心に、神戸市、芦屋市、宝塚市、その他兵庫県・大阪府各地で多くの指導実績があり、たくさんの生徒さんの成績アップのお手伝いをしてきました。該当の地域で勉強のお悩みをお持ちの方はぜひお問い合わせください。