
今日もお散歩、ですが、いつもと違うのは、抱っこではなくベビーカー。実は2週間ほど前に購入済みだったのですが、ちょっと寒い日が続いたのもあり、今日がデビューです。
初日なのでまだ慣れず、ちょっとおっかなそう。でも、抱っこひもの時とは比較にならないくらい視界が広いので、いろいろなところに視線を向けています。
今日は、イオン西宮店へ買い物に行きます。自宅からは中津浜線をひたすら歩くだけです。街路樹のかげを通るたび、娘の視線は自然と上へ。母親に似て、植物が好きなのかな。
イオンの中はさらにカラフルですね。「リンゴ、ジャガイモ、トマト、キュウリ…」と基本の野菜を指をさしながら話しかけます。真っ赤なお肉、離乳食のパッケージ、新しい売り場に行くたびに、じっと凝視します。
妻はミスドとゴディバのコラボの新作が食べたいと、ミスタードーナツに並びます。娘の視線はドーナツが並ぶ棚にくぎ付けです。こっちは色彩というより形状がおもしろいんですかね。
両親に似て、食いしん坊になるのは確定みたいです。

【家庭教師の小コラム】視細胞の種類

学びのタネ【高校・生物】
生まれたばかりの赤ちゃんの視力は弱く、白・黒・グレーのみ認識できるといわれています。でも赤ちゃんにインタビューはできませんし、その頃の記憶を持って大人になる人はいません。ではなぜ分かるかというと、網膜にある光センサー、視細胞を調べることで分かります。
網膜は、視神経細胞・連絡細胞・視細胞・色素細胞の4種類の細胞の層からなっています。このうち視細胞は光を受容することで興奮し、興奮は視神経細胞を通じて脳へ伝えられます。視細胞には錐体細胞と桿体細胞があり、錐体細胞は色覚に、桿体細胞は明暗の区別や形状の認識にかかわります。
錐体細胞はさらに3種類に分かれます。おもに420nm付近の光を吸収するものを青錐体、530nm付近の光を吸収するものを緑錐体、560nm付近の光を吸収するものを赤錐体といい、それぞれの名前についた色が認識できる色を指しています。このうち、どの錐体細胞が多く興奮しているかを脳が情報処理することで、色を識別しているのです。
生まれたばかりの赤ちゃんの網膜では、錐体細胞は未発達。明暗・形状の識別ができる桿体細胞はある程度存在している状態です。ですので、色の認識はできず、形状がぼんやり分かる程度だと推測できるのです。もうすぐ4か月の娘の網膜は、少しずつ錐体細胞の発達が始まっているころ。トマトやお肉など、赤色のものへの反応が最も強いところを見ると、赤錐体の発達が早いんでしょうね。
イオン西宮店
西宮市林田町2−24