【西宮市公園探訪】甲東梅林(2024年1月29日)

今日も妻・娘とお散歩。西宮市上甲東園にある甲東梅林にやってきました。梅には少し早いような気もしますが、1週間前に大島そよかぜ公園で少し咲いてましたからね。期待大です。

甲東梅林は甲東公民館の敷地内にあり、40品種、約200本の梅が楽しめる場所です。阪急甲東園駅から西へ徒歩約10分。関西学院大学へ向かう学園通りの途中。県立西宮高校と西宮市立甲陵中学校にはさまれた場所にあります。赤ちゃんを抱っこしているのもありますが、上り坂が結構きついですね。上着がじゃまになるくらいです。

関学の学生さんは毎日あんなにお洒落してこの坂を登っているのか…ご苦労様です。

冬の澄んだ青空と梅のピンクのコントラストがきれいでした。

原色に近い鮮やかな色合いなので、3カ月の娘の目でも認識しやすいようです。かなり注目して見ていました。

逆に、白とか薄桃色の梅では、反応はうすかったですね。こういった反応の違いも面白いです。子育ての醍醐味ですね。

「甲東梅林の沿革」によれば、この甲東梅林は、約140年前の明治初期、甲東園の地でフルーツの栽培が盛んだった時期に植えられたものの名残で、甲陵中学校を建てるときにその敷地内にあった梅の木を集めて移植したのが始まりだそうです。なので、樹齢100年を超える梅も多いのだとか。

「甲東園」という地名じたい、果樹園(くだもの畑)の名前に由来するそうです。明治22年にこのあたりの村々が合併したとき、甲山の東側ということで「甲東村」となりました。その後、明治29年に果樹園が開かれて「甲東農園」と名付けられました。明治33年には「甲東園」へと改名され、開発により徐々に果樹園は住宅街へと姿を変えていきます。同じ西宮七園で「甲〇園」である甲子園や甲陽園と比べると知名度の低い甲東園ですが、名前のルーツとしては最も古いといえるでしょう。

【家庭教師の小コラム】西宮市は「瀬戸内の気候」

学びのタネ【中学校・地理】

西宮市の南部は「瀬戸内の気候」に含まれます。雨が少なく、日照時間が長くて温暖なことが特徴です。同じ「瀬戸内の気候」である愛媛県(温州みかん収穫量全国2位)、岡山県(ブドウ収穫量全国3位)、広島県(レモン収穫量全国1位)などのように、果樹栽培に適していると考えたのでしょうか。(2021年農林水産省統計)

しかし、果樹園経営は長続きはしませんでした。鉄道が整備されたことがきっかけで、大都市(大阪市・神戸市)へのアクセスが良くなり、徐々に住宅開発が進んでいきました。こうして甲東園は、戦前国内最大の出荷額を誇った阪神工業地帯ベッドタウンとしての価値を獲得していったため、そちらへ舵を切ったと考えられます。

そういえば、今でも段上町あたりにミカンやイチジクを植えている個人の畑がたくさんありますが、甲東園がフルーツの町だったころの名残なのかもしれません。

甲東梅林(甲東公民館)

西宮市上甲東園2丁目11−60 

参考WEB:甲東園【甲東梅林】(西宮市HP)

このブログの内容は2024年1月時点のものです。